こんにちは、ブログカフェChromaの色です!
ブログの見た目を変更するにあたって、内部のコードをいじることはほぼ必須といっていいでしょう。
かくいう私もCSSやPHPはよくほかのサイト様を参考にしていじくりまわしています。
CSSなどをいじる際に作成しておくと非常に重宝するものとして、「子テーマ」というものがあります。
今回は、子テーマの利点と欠点、導入方法を紹介します!
子テーマってなんだ?
まずは子テーマとは何かについて、私なりの認識を含めて紹介します。
子テーマは、簡単に言えば「カスタマイズしたいテーマに適用する、自分なりのパッチ」です。
パッチは、プログラムに適用することで変更する必要のある部分のみ変更できるもの。
子テーマも同様に、配布されているテーマであなたが変更したい部分のみを変更できるようなプログラムのようなものなのです。
実際に配布されているテーマを親テーマ、親テーマに変更を加える役割を持つテーマを子テーマと呼びます。
子テーマの利点
1からテーマを作るのに比べて手軽に個性が出せる
サイトを印象付ける手段として、外観を個性的なものにするというものがあります。
配布されているテーマは使っている人が多いため、そのままでは似たり寄ったりになってしまうこともあるでしょう。
だからといって1からテーマを自作することになると、分厚い参考書を買って勉強しなければならず非常に手間がかかります。
そこで、配布されているテーマの変更したい部分だけに変更を加えることが出来れば、簡単に個性が出せると思いませんか?
子テーマは、そういったテーマの一部変更に大変適したものなのです。
親テーマのアップデートにより変更内容が消えない
テーマをいじるとき、親テーマのCSSやPHPを直接編集して見た目を変更することもできます。
しかし、それではテーマをアップデートしたときにこれまで加えてきた変更がすべて元に戻されてしまいます。
せっかく加えてきた変更が、アップデートの度に元に戻されてしまっては大変手間がかかります。
子テーマをもちいていれば、上記の心配は無用です。
ページを構成している各ファイル(funcitons.php以外の○○.phpと名の付くファイル)は、子テーマ側に存在する場合のみ子テーマ側のものが読み込まれます。
簡単のために、親テーマに「a.php」と「b.php」が存在し、子テーマ側に「a.php」のみが存在する場合を考えます。
両テーマに存在するa.phpは子テーマ側が優先され、親テーマ側のa.phpの内容は無視されます。
親テーマにしか存在しないb.phpは、そのまま読み込まれるため、何の変更もされません。
このように変更したい部分のファイルだけ子テーマ側においておけばそのファイルのみの変更にとどめることが出来るわけです。
今回は初心者向けということで、これ以上の詳しい説明は避けます。
子テーマの欠点
プログラミング関係で覚えることが多い
いくら気軽に変更を加えることが出来るといっても、変更を加えるためにはHTMLやPHP言語の知識が多少必要になってきます。
ネット上にコピペでできると言った類のものもたくさん存在しますが、親テーマによってうまくいかないことも多々ありますしね。
今後そんなにがっつり変更を加える予定がないって方はビジュアルのテーマエディターでの変更で十分かもしれませんね。
cocoonにおける子テーマの作成方法
通常はstyle.cssなどのファイルを作成しバージョン情報などを書き込み、zipに圧縮してwpのテーマアップローダにてアップロードという手順を踏む必要があるのですが…
cocoonでの子テーマ作成の方法はとても簡単です!
ここからcocoon公式サイトの「テーマのダウンロード」ページにアクセスし、子テーマのダウンロード項目から子テーマのzipファイルをダウンロードしてください。
次に、wpのダッシュボードの「外観>テーマ」と進み、新規追加ボタンをクリックします。

「テーマを追加」画面に遷移するので「テーマのアップロード」ボタンをクリックして先ほどダウンロードしたzipファイルをアップロードすれば子テーマの作成は完了です。
アップロードしたのちに「外観>テーマ」を見ると「Cocoon Child」という名前のテーマが追加されていると思いますので、それをクリックして「有効化」ボタンを押せば子テーマの適用までが完了です。
お疲れさまでした。
全体のまとめ
子テーマを用いたカスタマイズについては、
- これからコーディングも含めてバリバリブログをカスタマイズしたい!
- 既存テーマを軸に個性のあるブログを作りたい!
という方におすすめです。
- そんなに大きなカスタマイズはしないかも…
- プログラミング系は絶対に避けたい…
という方にはあまり向かないものだと感じました。
子テーマを導入する際の参考になれば幸いです!
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